当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。
リフターが気になっているけれど、『輸入車のディーゼルって、故障が多いんじゃない?』と心配になりますよね。すでに乗っていて、最近ちょっと調子が気になる方もいるはずです。
結論から言うと、気を付けたいのはディーゼル特有の排ガス浄化まわりと、電気まわりです。どこが弱いかを知って、保証の期間と点検の時期を押さえておけば、慌てずに対処できます。
部位ごとの症状と修理費の目安、リコールの調べ方まで順番にお話しします。
リフターは故障しやすい車?
日本で売られているリフターは1世代だけで、2019年10月のデビューエディションから続く同じ型(K9系)です。2024年8月にマイナーチェンジを受けています。
エンジンは全車1.5L BlueHDiディーゼルターボ(130ps/300Nm)と8速ATの組み合わせです。ガソリン車やハイブリッドはありません。
リフターの故障で話題になりやすいのは、AdBlue(尿素水)系と排ガス浄化まわり、バッテリー、画面やセンサーなどの電気まわりです。どれも「警告やメッセージで知らせてくれる」ものが多いので、表示を見逃さないことが一番の予防になります。
『じゃあ、壊れやすい車なの?』と聞かれると、そう言い切れる材料はありません。故障の起きやすさは、年式、走り方、点検の受け方で大きく変わります。
ただ、ディーゼル車ならではの部品があるのは確かです。ここを知らずに乗ると、思わぬ出費につながることがあるんです。
故障・不具合が起きやすい箇所と修理費の目安
リフターでよく話題になる箇所を、症状と費用の目安で並べました。金額は年式や整備工場、部品の値段で変わるので、大まかな幅で見てください。
| 箇所 | よくある症状 | 修理費の目安 | 詳しい記事 |
|---|---|---|---|
| AdBlue系(ポンプ・タンク・センサー) | AdBlueの警告が消えない、再始動できない表示 | 補充のみなら安い、部品交換は十万円単位になることも | 修理費の目安 |
| 排ガス浄化まわり | エンジン警告灯、力が出ない | 数万円〜十万円以上 | 修理費の目安 |
| バッテリー | セルが弱い、アイドリングストップが働かない | 数万円程度 | バッテリー |
| スマートキー | キーを認識しない | 電池なら数百円〜 | スマートキー |
| 画面・スマホ連携 | 画面が固まる、CarPlayがつながらない | 再起動や更新で直ることも | ナビ・画面 |
| エアコン | 効きが弱い、臭い | フィルターなら数千円〜 | エアコン |
| スライドドア | 重い、閉まりにくい、異音 | 調整なら安く済むことも | スライドドア |

部品ごとの費用の考え方は、リフターの修理費の目安で詳しくまとめています。
AdBlue系と排ガス浄化まわり
リフターはAdBlueを使って排ガスをきれいにしています。ポンプやヒーター、センサーなど部品が多く、どれかが不調になると警告が出ます。
AdBlueは空になると、エンジンを止めた後に再始動できなくなる仕組みです。残量の表示が出たら、早めに補充しておきましょう。
短い距離ばかりを走る使い方では、排ガス浄化の部品に汚れがたまりやすくなります。ときどき長めに走る日を作るのがおすすめです!
補充の目安はリフターのAdBlueで解説しています。
バッテリーとスマートキー
リフターにはアイドリングストップが付いているので、バッテリーへの負担が大きめです。『最近アイドリングストップしないな』と感じたら、バッテリーが弱っているサインのこともあります。
キーを認識しない時は、まずスマートキーの電池を疑ってみてください。電池交換は自分でもできます。
手順はリフターのスマートキー電池交換の手順と電池の型番で、バッテリーはリフターのバッテリー上がりと交換で詳しくお話ししています。
画面・電気まわりとスライドドア
10インチ画面(2024年8月改良後)や、スマホ連携がうまくつながらないという声もあります。エンジンをかけ直したり、スマホ側の設定を見直したりすると直ることもあります。
スライドドアは手動です。重さや閉まり方が気になる時は、レールの汚れや調整で改善することもあります。
画面の使い方はリフターのナビはどうする?で、ドアの話はリフターのスライドドアは電動?でまとめています。
リフターのリコールはどう調べる?
『リフター リコール』で調べる方も多いですよね。ここは、記事の情報よりも公式の情報で確かめるのが確実です。
リコールの件数や中身は、年式や車台番号で対象かどうかが変わります。同じリフターでも、自分の車が対象とは限らないんです。
- 車検証で「車台番号」と「型式」を確かめる
- 国土交通省のリコール情報検索で、メーカー名と車名から探す
- プジョーの公式サイトのリコール情報ページも見る
- 対象か分からない時は、プジョー正規ディーラーに車台番号を伝えて聞く

リコールの修理は、対象の車なら費用はかかりません。中古車で買った場合も、前の持ち主の時に済んでいるかをディーラーで確かめてもらえます。
例えば、こんなやりとりになります。
「中古で買ったリフター、リコールって済んでるのかな」
「車台番号を伝えたら、ディーラーで調べてもらえるよ」
リコールのほかに、サービスキャンペーンなどの形で無料の点検や部品交換が案内されることもあります。点検の時に「対象の作業がないか」を聞いておくと安心です。
警告灯が点いたらどうする?
故障の多くは、警告灯やメッセージで先に知らせてくれます。ここで慌てないことが大事です。
| 警告の色 | 意味の目安 | すること |
|---|---|---|
| 赤 | すぐに止まる必要がある | 安全な場所に止めて、ロードサービスに連絡 |
| オレンジ(黄) | 早めの点検が必要 | 走れる状態なら、近いうちにディーラーへ |
| 緑・青 | 機能が働いている表示 | 対応は不要 |

赤い警告灯が点いた時は、安全な場所に止めて、取扱説明書かロードサービスに確認してください。そのまま走り続けると、修理の範囲が広がることがあります。
一つずつの警告灯の意味は、リフターの警告灯・警告音の意味と対処で詳しく解説しています。取扱説明書の見方はリフターの取扱説明書の見方でまとめています。
警告灯を出さないために、ふだんできること
故障をゼロにすることはできませんが、減らす工夫はあります。特別なことより、毎日の使い方と点検の積み重ねが効いてくるんです。
- オイル交換をメンテナンスノートの時期どおりに行う
- 月に何度か、高速道路や郊外を少し長めに走る
- AdBlueは残量表示が出たら早めに補充する
- 12か月点検を受けて、消耗品を早めに替える
- 片道数分の短い距離だけで使い続ける
- 警告灯が点いたまま、しばらく乗り続ける
- 軽油以外の燃料を入れてしまう
- 点検を何年も受けずに乗る
『点検って、毎年受けないとだめ?』と迷う方もいますよね。法律で決まった点検もありますし、輸入車は小さな不調を早めに見つけてもらうほど出費を抑えやすくなります。
例えば、ゴムのブーツやベルト類は、ひびが小さいうちに替えれば費用も小さく済みます。気付かずに放っておくと、周りの部品まで交換になることもあるんです。
オイル交換の時期はリフターのオイル交換の時期・量・リセット方法で、車検の費用はリフターの車検費用の目安でまとめています。
年式で違う注意点
リフターは2024年8月にマイナーチェンジを受けました。改良前と後で、画面や照明などの中身が変わっています。
| 項目 | 改良前(2019年〜2024年7月) | 改良後(2024年8月〜) |
|---|---|---|
| グレード名 | デビューエディション、アリュール、GTライン、GT、LONG | GT、LONG GT |
| ヘッドライト | ハロゲン | LED |
| 画面 | 8インチ | 10インチ |
| ガラスルーフ | GTにマルチパノラミックルーフあり | カタログモデルにはなし |
中古で買う時は、年数がたった個体ほど、バッテリーやタイヤ、ゴム部品などの消耗が進んでいます。整備記録がそろっているかを見ておきましょう。
改良前のマルチパノラミックルーフ付きの個体は、ルーフまわりの状態も見ておきたいところです。
- 整備記録簿があり、オイル交換を定期的にしているか
- AdBlueやエンジンの警告灯が点いていないか
- タイミングベルトの交換時期と、交換した記録があるか
- リコールや無料の改善作業が済んでいるか
- スライドドアがスムーズに開け閉めできるか
中古の選び方はリフターの中古車の選び方で、何年乗れるかはリフターは何年・何万km乗れる?でお話ししています。
故障に備えて知っておきたい保証
リフターのメーカー新車保証は、新車登録から3年間・走行距離無制限です。たくさん走る方でも、3年間は距離を気にせず使えます。
| 保証・サービス | 中身 |
|---|---|
| メーカー新車保証 | 新車登録から3年間・走行距離無制限 |
| エクステンデッドケアプラス | プジョーの延長保証 |
| プジョー・アシスタンス | ロードサービス |
| Fun to Drive Care | 2026年6月1日以降登録のRIFTER GTグレードが対象。機械の故障で走れない時の代車、修理30日超で20万円キャッシュバック |
『3年過ぎたらどうしよう』と不安な方は、延長保証を考えておくと安心です。AdBlue系やセンサーのように、部品代がかさみやすい修理に備えられます。
保証の細かい中身はリフターの新車保証は3年走行距離無制限でまとめています。
故障が続く時は、売却額と比べてみる
保証が切れた後に修理が重なると、直して乗るか、乗り換えるかで迷いますよね。そんな時は、修理の見積もりと、今の車にいくら付くかを並べてみるのがおすすめです!
買取の金額は、年式や走行距離、状態、時期で変わります。一つの店だけで決めず、いくつかの店の金額を比べてみると判断しやすくなります。
相場の目安はリフターの買取相場で、新しい車の値引きの順番はリフターの値引き相場と交渉の順番で詳しくお伝えしています。
よくある質問
リフターは故障が多い車ですか?
故障が多いと言い切れる材料はありません。ただ、AdBlue系や排ガス浄化まわり、バッテリー、電気まわりは気を付けたい箇所です。
リフターのリコールはどこで調べられますか?
国土交通省のリコール情報検索やプジョーの公式サイトで調べられます。自分の車が対象かは、車台番号をディーラーに伝えて確かめるのが確実です。
リフターの保証は何年ですか?
メーカーの新車保証は新車登録から3年間・走行距離無制限です。延長保証のエクステンデッドケアプラスもあります。
AdBlueの警告が出たらどうすればいいですか?
まず補充してみてください。補充しても警告が消えない時は、部品の不調も考えられるので、ディーラーで点検を受けましょう。
中古のリフターで気を付けることは?
整備記録の有無、警告灯が点いていないか、タイミングベルトの交換時期、リコールが済んでいるかを確かめておくと安心です。
スマートキーが反応しない時は故障ですか?
まずはキーの電池切れを疑ってみてください。電池交換で直ることが多く、自分でも交換できます。
まとめ
- 気を付けたい箇所はAdBlue系、排ガス浄化まわり、バッテリー、電気まわり、スライドドア
- AdBlueが空になると再始動できなくなるので早めに補充する
- リコールは車台番号で国土交通省の検索とディーラーで確かめる
- 2024年8月の改良で画面やライトが変わったので、中古は年式も見る
- 新車保証は3年・走行距離無制限。延長保証も検討する
- 修理が続く時は、修理費と売却額を並べて判断する





コメント