リフターはディーゼルのみ|軽油で走る1.5L BlueHDiのメリットと注意点

給油所で軽油を入れる準備をするリフター

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リフターが気になって調べ始めたら、『ガソリン車は選べないの?』と引っかかった方も多いはずです。

結論から言うと、日本で売られているリフターは全車ディーゼルで、入れる燃料は軽油です。ガソリン車もハイブリッドもありません。

この記事を読むと、1.5L BlueHDiの中身と、ディーゼルで得すること・気をつけたいことが数字で分かります。

目次

リフターにガソリン車はある?燃料は軽油だけです

先に結論

現行のGT(5人乗り)もLONG GT(7人乗り)も、エンジンは1.5L BlueHDiディーゼルターボの1種類だけです。給油するのは軽油で、ハイオクでもレギュラーでもありません。

プジョー リフターの日本仕様は、全車が同じパワートレインです。1.5Lディーゼルターボに8速AT、前輪駆動(FF)、右ハンドルという組み合わせなんです。

グレードで迷うのは「5人乗りか7人乗りか」だけ。エンジンを選ぶ場面はありません。

項目RIFTER GTRIFTER LONG GT
乗車定員5人7人
エンジン1.5L BlueHDi ディーゼルターボ1.5L BlueHDi ディーゼルターボ
排気量1,498cc1,498cc
燃料軽油軽油
燃料タンク50L50L
WLTCモード燃費18.1km/L18.1km/L
価格(2026年10月時点)4,780,000円4,980,000円

数値はプジョー公式の装備・諸元(2026年6月版)、価格は経済変動加算額込みの2026年6月改定値です。価格は今後も変わりうるので、最新は見積もりで確かめてみてください。

グレードごとの装備の違いはリフターのグレード解説で詳しく見られます。

中古で出会う改良前のアリュールやGTも、燃料は軽油です。『中古ならガソリン車があるかも』と探しても見つからないので、そこは安心してくださいね。

1.5L BlueHDiってどんなエンジン?

エンジンの基本データ

直列4気筒DOHCのディーゼルターボで、燃料をエンジン内に直接噴く「コモンレール式」です。排気量は1,498cc。

まずはカタログの数字を並べてみます。数字だけだと分かりにくい部分は、表の下で補足しますね。

項目数値(現行GT/LONG GT共通)
形式ターボ付き 直列4気筒DOHC ディーゼル
排気量1,498cc
内径×行程75.0×84.8mm
圧縮比16.4
最高出力96kW(130ps)/3,750rpm
最大トルク300Nm/1,750rpm
トランスミッション8速AT(EAT8)
駆動方式前輪駆動(FF)

出典はプジョー公式の諸元表(2026年6月版)です。

ここで見てほしいのは、最大トルク300Nmが1,750rpmという低い回転で出ている点です。アクセルを少し踏んだだけで、車がぐっと前に出る感覚につながります。

リフターの車両重量はGTで1,630kg、LONG GTで1,700kg。背の高い箱型ボディに家族や荷物を積むと、もっと重くなりますよね。

そんな重い状態での坂道や合流で、低い回転から力が出るディーゼルは頼りになります。走りの細かい話はリフターのエンジンと走行性能でまとめています。

リフターの1.5L BlueHDiディーゼルの主要スペックをまとめた図解

ディーゼルで得することは?軽油代を計算してみました

『ディーゼルって本当に燃料代が安くなるの?』という疑問もありますよね。

ここでは、カタログのWLTCモード燃費18.1km/Lを使って、年間に使う軽油の量を計算してみます。

年間走行距離使う軽油の量(WLTC 18.1km/Lで計算)1Lあたり10円違う時の差
5,000km約276L約2,760円
10,000km約552L約5,520円
15,000km約829L約8,290円

軽油とガソリンの価格差は、時期や地域、給油所で変わります。表の「10円」は計算しやすくするための仮の数字です。

実際の燃費はカタログより下がることが多いので、使う量はこの表より増えると考えておきましょう。実燃費の目安はリフターの実燃費で確かめられます。

もうひとつ、満タンで走れる距離も見ておきます。タンクは50Lなので、計算上はこうなります。

燃費の想定満タン50Lで走れる距離(計算上)
WLTC総合 18.1km/L約905km
WLTC高速 20.2km/L約1,010km
WLTC市街地 14.5km/L約725km

燃料を空まで使い切ることはまず無いので、実際の給油間隔はもっと短くなります。それでも、長距離のキャンプや帰省で給油回数が少なく済むのはうれしいところです。

ディーゼルで得すること
  • 低い回転から300Nmの力が出て、重い荷物でも走りやすい
  • WLTC 18.1km/Lで、背の高いMPVとしては燃料の使用量が少なめ
  • 満タン50Lで長い距離を走れる
  • 排気量1,498ccなので自動車税は年30,500円の区分
ディーゼルで気をつけること
  • 給油所で軽油を選ぶ必要がある
  • AdBlue(尿素水)の補充が別に必要
  • 短い距離の運転ばかりだと排気の浄化に負担がかかりやすい
  • 寒い地域では軽油の種類を気にする場面がある

税金は高くならない?排気量1.5L以下の区分です

ディーゼルと聞くと、トラックのような大きなエンジンを想像して『税金が高そう』と思う方もいます。

実は、リフターの排気量は1,498ccです。自動車税(種別割)は「1.0L超1.5L以下」の区分に入ります。

税金リフターの区分金額の目安
自動車税(種別割)1.0L超1.5L以下年30,500円(2019年10月以降の新車登録)
自動車税(2019年9月以前登録)1.0L超1.5L以下年34,500円
重量税車両重量1.5t超2.0t以下エコカー減税の扱いは車検証と時期で確認

2019年9月以前に登録された個体は、デビューエディションの一部が該当する可能性があります。中古で見る時は車検証の登録日を確かめておきましょう。

7人乗りのLONG GTでも排気量は同じなので、自動車税は変わりません。重量税を含めた詳しい金額はリフターの自動車税と重量税で見られます。

乗る前に知っておきたいディーゼルの注意点

よくある失敗

セルフ式の給油所で、いつものクセでレギュラーのノズルを取ってしまうことです。ディーゼル車にガソリンを入れるとエンジンを傷める原因になります。

ガソリン車から乗り換えた最初の数か月は、給油のたびに一呼吸おくくらいがちょうどいいです。

有人の給油所なら、最初にはっきり伝えておくと安心ですね。

「軽油で満タンお願いします」<br>「はい、軽油ですね」

もし入れ間違えた時は、エンジンをかけずにその場で給油所の人やロードサービスに相談してみてください。新車ならプジョー・アシスタンスが使えます。

ディーゼル車で習慣にしたいこと
  • 給油口の表示とノズルの色を見てから給油する
  • AdBlueの残量表示や警告をときどき確認する
  • 近所の短距離だけでなく、たまに長めの距離を走る
  • オイル交換はディーゼル対応の規格を販売店で確かめる
  • 寒い地域へ行く時は、現地の給油所で軽油を入れる

AdBlueは排気をきれいにするための尿素水で、軽油とは別のタンクに入れます。補充の目安や警告が出た時の対応はリフターのAdBlueにまとめています。

ディーゼル車には、排気のすすを溜めて燃やして減らす仕組みがあります。近所の買い物だけの使い方が続くと、この仕組みが働くきっかけが少なくなりがちです。

ときどき高速道路やバイパスで、ある程度の時間走るようにしておくと安心です。オイルの選び方や交換時期はリフターのオイル交換で確かめてみてください。

寒い地域では、気温が下がる時期に凍りにくい軽油が売られています。スキー場へ行く時は、出発前に満タンにするより現地で給油するのがおすすめです。

ガソリン車やハイブリッドが欲しい人はどう考える?

『それでも、やっぱりガソリン車がいい』という方もいますよね。その気持ちも自然です。

ただ、リフターでガソリン車やハイブリッドを選ぶ方法は、日本ではありません。兄弟車のシトロエン ベルランゴやフィアット ドブロも、同じパワートレインを使っています。

条件リフターでの答え
ガソリン車に乗りたい日本仕様に無い
ハイブリッドに乗りたい日本仕様に無い
電気自動車(EV)に乗りたいe-リフターは日本向けに無い
4WDに乗りたい日本仕様に無い(FFのみ)
MTに乗りたい日本仕様に無い(8速ATのみ)

電動化の今後についてはリフターにEVやハイブリッドはあるかで詳しく書いています。

ガソリンやハイブリッドが条件なら、国産のコンパクトミニバンも候補に入ります。サイズや価格の違いはリフターとシエンタ・フリードの違いが参考になります。

例えば、家族でこんな会話になることもあります。

「この車、ディーゼルなの?」<br>「そう、燃料は軽油。給油の時だけ気をつければ大丈夫だよ」

ディーゼルであることは、リフターを選ぶ理由のひとつにも、見送る理由にもなります。どちらが合うかは、走る距離と使い方で決まるんです。

リフターのディーゼルが向く人と向かない人を比べた図解

リフターのディーゼルが向く人・向かない人

ここまでの話を、使い方ごとにまとめてみますね。

使い方相性理由
高速道路での帰省・旅行が多い向くWLTC高速20.2km/Lと低回転の力が活きる
キャンプ道具を積んで遠出する向く300Nmのトルクで重い荷物でも走りやすい
7人で乗る機会がある向くLONG GTでも同じエンジンで燃費18.1km/L
片道数kmの送迎や買い物だけ考えどころ排気の浄化が働く機会が少なくなりやすい
年間の走行がとても少ない考えどころ燃料代の差が出にくい

5人乗りと7人乗りで、エンジンや燃費の数字は同じです。違うのはサイズと価格で、LONG GTの方が20万円高く、全長が355mm長くなります。

7人乗りのサイズや3列目の使い勝手はリフター ロング(7人乗り)の価格とサイズで確かめられます。

ディーゼルで納得できたら、次はいくらで買えるかが気になりますよね。値引きの相場と交渉の順番はリフターの値引き相場で見てみてください。

よくある質問

リフターにガソリン車はありますか?

ありません。日本で売られているリフターは、現行も改良前も燃料は軽油のディーゼル車です。中古で探してもガソリン車は見つかりません。

リフターの燃料はハイオクですか?

いいえ、軽油です。給油所では軽油のノズルを選んでください。ガソリンを入れるとエンジンを傷める原因になります。

5人乗りと7人乗りでエンジンは違いますか?

同じです。どちらも1.5L BlueHDiディーゼルターボ(130ps/300Nm)と8速ATの組み合わせで、WLTCモード燃費も18.1km/Lで共通です。

ディーゼルだと自動車税は高くなりますか?

排気量で決まるので高くはなりません。リフターは1,498ccなので、2019年10月以降の新車登録なら年30,500円の区分です。

AdBlueは軽油と一緒に入れるものですか?

別々です。AdBlueは排気をきれいにする尿素水で、専用のタンクに入れます。軽油のタンクに入れないよう注意してください。

まとめ

この記事の要点
  • リフターは全車1.5L BlueHDiディーゼルターボで、燃料は軽油だけ
  • 最高出力130ps、最大トルク300Nm/1,750rpm、8速ATのFF
  • WLTCモード燃費は18.1km/Lで、50Lタンクなら計算上約905km走れる
  • 排気量1,498ccなので自動車税は年30,500円の区分
  • 給油の入れ間違いとAdBlueの補充だけは習慣にしておく
リフター買いたいドットコム

リフター買いたいドットコム 編集部

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