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スライドドアの付いた背の高いクルマを探していると、シエンタやフリードと一緒にリフターが候補に入ってきますよね。『輸入車って、国産と比べてどうなの?』と気になる方は多いはずです。
結論から言うと、リフターは「同じクラスの車」というより、一回り大きく、使い方の向きが違う車です。幅が広く、ディーゼルで、電動スライドドアはありません。
どこが違って、どんな人ならリフターを選ぶ意味があるのかを、数字と使い方でお話しします。
リフターとシエンタ・フリード、何が一番違う?
3台とも、両側スライドドアと3列目(リフターはロングのみ)がある、家族向けのクルマです。ここまでは似ていますよね。
ただ、中身を並べると、考え方がかなり違います。
リフターは「全幅1,850mmの大きめボディ」「全車ディーゼル」「スライドドアは手動」「4WDなし」。シエンタとフリードは「5ナンバー枠を基本にしたコンパクトなボディ」「ハイブリッドとガソリン」「電動スライドドアが選べる」「4WDの設定あり」です。
| 比べるところ | プジョー リフター(2026年10月時点) | トヨタ シエンタ/ホンダ フリード |
|---|---|---|
| ボディの大きさ | 3ナンバー(全幅1,850mm) | 5ナンバー枠を基本にしたサイズ |
| エンジン | 1.5Lディーゼルターボのみ(軽油) | ハイブリッドとガソリン |
| スライドドア | 両側とも手動 | 電動スライドドアが選べる |
| 駆動方式 | FFのみ | 4WDの設定あり |
| 乗車定員 | 5人(GT)/7人(LONG GT) | グレードで5〜7人 |
| 車両本体価格 | 4,780,000円/4,980,000円 | 多くのグレードでリフターより安い価格帯 |

シエンタとフリードの価格・寸法・燃費はグレードが多く、改良のたびに変わります。この記事ではリフターの数字を確定値で出し、国産2台はトヨタ・ホンダの公式ページで最新の値を確かめる前提で比べていきますね。
カングーやベルランゴを含めた輸入MPVの比較は、リフターとベルランゴ・ドブロ・カングーの比較でまとめています。
大きさと取り回しはどう違う?
ここが一番の違いです。リフターは国産のコンパクトミニバンより、横に広く、背も高い車です。
| 項目 | RIFTER GT(5人乗り) | RIFTER LONG GT(7人乗り) |
|---|---|---|
| 全長 | 4,405mm | 4,760mm |
| 全幅 | 1,850mm | 1,850mm |
| 全高 | 1,855mm | 1,875mm |
| 最小回転半径 | 5.6m | 5.8m |
| 車両重量 | 1,630kg | 1,700kg |
| 最低地上高 | 180mm | 180mm |
全幅1,850mmは、5ナンバーの上限(1,700mm)より150mm広い数字です。狭い路地のすれ違いや、幅の狭い駐車枠で差を感じやすいところです。
『そんなに大きいなら、運転が大変そう』と思いますよね。
実際は、背が高くて窓が大きいので、前の見切りはつかみやすいという声もあります。ただ、幅に慣れるまでは、狭い場所でゆっくり動かすのがおすすめです。
全高はGTで1,855mm、LONG GTで1,875mmです。高さ1,550mm制限の一般的な機械式駐車場には入りません。マンションの駐車場を使う方は、契約前に高さと幅の制限を確かめておきましょう。
立体駐車場の話はリフターは立体駐車場に入る?で、運転のしやすさはリフターは運転しやすい?で詳しくお話ししています。
スライドドアとシートの違い
子育て世代にとって、スライドドアの使い勝手はかなり大事ですよね。ここはシエンタとフリードに分があります。
リフターのスライドドアは、両側とも手動です。電動スライドドアの設定はありません。
シエンタとフリードは、電動スライドドアが選べます。ボタンやキーで開け閉めできるので、子どもを抱っこしている時にラクです。
- 2列目が3座独立で、どの席も同じ座面幅
- 2列目の3席すべてにISOFIXがある
- 荷室が広く、5名乗車でも983L(VDA方式)
- 電動スライドドアが選べる
- ボディがコンパクトで狭い道や駐車場でラク
- 乗り降りの段差が小さめのグレードが多い
例えば、こんな会話になることもあります。
「チャイルドシート3つ並べたいんだよね」
「それならリフターの2列目は3席ともISOFIXだから、候補に入れていいかも」
手動ドアの重さや後付けの話はリフターのスライドドアは電動?で、シートの使い方はリフターのシートアレンジとチャイルドシートでまとめています。
エンジンと燃費・燃料代の考え方
リフターは全車1.5Lディーゼルターボで、燃料は軽油です。最高出力130ps、最大トルク300Nmで、8速ATと組み合わせます。
シエンタとフリードは、ハイブリッドとガソリンが中心です。燃料はレギュラーガソリンになります。
| 項目 | リフター GT/LONG GT(公式諸元 2026年6月版) |
|---|---|
| エンジン | 1.5L ディーゼルターボ(130ps/300Nm) |
| トランスミッション | 8速AT |
| 燃費(WLTC) | 18.1km/L(市街地14.5/郊外18.2/高速20.2) |
| 燃料・タンク | 軽油・50L |
| 排ガス浄化 | AdBlue(尿素水)を使用 |
カタログ燃費だけを見ると、ハイブリッドのほうが良い数字になりやすいです。ただ、リフターの燃料は軽油なので、1L当たりの値段の差もあわせて考えます。
『結局、燃料代はどっちが安いの?』と気になりますよね。これは、走る距離や道、その時の燃料の値段で変わります。
リフターは高速道路での燃費が20.2km/L(WLTC高速モード)と良い数字です。長距離をよく走る家族ほど、ディーゼルの良さを感じやすいでしょう。
一方で、街中の短い距離ばかりを走る使い方だと、市街地モードの14.5km/Lに近づきやすくなります。ふだんの走り方がどちらに近いかを考えてみてください。
実際の燃費はリフターの実燃費はどれくらい?で、ディーゼルの注意点はリフターはディーゼルのみでお話ししています。
維持費と雪道で差が出るところ
税金や保険など、毎年かかるお金も見ておきましょう。
| 項目 | リフター GT/LONG GT |
|---|---|
| 自動車税(年) | 30,500円(1.0L超1.5L以下) |
| 重量税の区分 | 1.5t超2.0t以下 |
| タイヤ | 215/60R17 |
| 新車保証 | 3年・走行距離無制限 |
| AdBlue | 走行距離に応じて補充が必要 |

自動車税は排気量で決まるので、リフターは1.5L以下の区分です。一方で、17インチのタイヤや輸入車の部品代は、国産のコンパクトミニバンより高くなりやすいところです。
雪道も大事なポイントです。リフターに4WDはありません。
そのかわり、路面に合わせてモードを切り替えるアドバンスドグリップコントロールがあります。最低地上高も180mmあります。
毎年しっかり雪が積もる地域で、坂道の多い場所に住んでいるなら、4WDが選べる国産車のほうが安心な場面もあります。リフターを選ぶなら、スタッドレスタイヤとあわせて考えてみてください。
年間の維持費の内訳はリフターの維持費は年間いくら?で、雪道の走り方はリフターに四駆はある?で詳しく解説しています。
どんな人ならリフターを選ぶ意味がある?
ここまでの違いを、使い方別にまとめます。自分に近いところを探してみてください!
| 使い方・好み | 向いているのは | 理由 |
|---|---|---|
| 狭い道・狭い駐車場が多い | シエンタ・フリード | コンパクトなボディ |
| 電動スライドドアがほしい | シエンタ・フリード | リフターは手動のみ |
| 4WDが必要 | シエンタ・フリード | リフターはFFのみ |
| 高速道路で遠出が多い | リフター | 300Nmのディーゼルと8速AT |
| キャンプ道具や自転車を積む | リフター | 荷室が広く天井も高い |
| チャイルドシートを3つ並べる | リフター | 2列目3席すべてISOFIX |

『国産のほうが無難かな』と迷う気持ちも自然です。ただ、荷物と遠出が多い家族には、リフターの広さと走りが合う場面もしっかりあります。
- 自宅周りの狭い道を走って、幅1,850mmに慣れられそうか
- 手動スライドドアを、家族みんなが開け閉めできるか
- 運転席に座って、メーターがハンドルに隠れないか
- 荷室に、ふだん積む物を実際に載せてみる
7人乗りで比べるならリフター ロング
3列目まで使いたい場合は、リフター ロング(LONG GT)が比べる相手になります。全長は4,760mmで、5人乗りのリフターより355mm長いです。
ロングの3列目は2座独立で、前後に130mmスライドし、外すこともできます。5名乗車時の荷室は1,538L(VDA方式)あります。
『3列目に大人が座れる広さがほしい』という方には、ロングの長さが効いてきます。逆に、3列目は年に数回という方なら、コンパクトな国産車のほうが毎日はラクかもしれません!
5人乗りとロングの違いはリフターとリフター ロングどっちを選ぶ?で詳しく比べています。
見積もりは乗り出し総額で比べる
車両本体の価格はシエンタやフリードのほうが安いことが多いです。ただ、比べるのは乗り出しの総額と、何年乗るかです。
- 乗車人数をそろえて、それぞれのグレードを決める
- 車両本体・オプション・税金・登録費用を分けて書いてもらう
- 下取りがある場合は、下取りを抜いた金額でも比べる
- 何年乗るか決めて、燃料代や点検の費用も足してみる
リフターの価格は経済変動加算額を含んでいて、今後変わることもあります。最新の金額は見積もりで確かめるのが確実です。
値引きの交渉の順番はリフターの値引き相場と交渉の順番で詳しくお伝えしています。
よくある質問
リフターとシエンタの一番の違いは何ですか?
ボディの大きさです。リフターは全幅1,850mmの3ナンバーで、シエンタは5ナンバーサイズです。エンジンもリフターはディーゼルのみ、シエンタはハイブリッドとガソリンです。
リフターに電動スライドドアはありますか?
ありません。リフターのスライドドアは両側とも手動です。
リフターに4WDはありますか?
ありません。全車FFで、路面に合わせて切り替えるアドバンスドグリップコントロールが付いています。
リフターの価格はいくらですか?
2026年10月時点でGTが4,780,000円、LONG GTが4,980,000円です(経済変動加算額込み)。
リフターは7人乗れますか?
7人乗りはリフター ロング(LONG GT)です。5人乗りのリフター(GT)に3列目はありません。
まとめ
- リフターは全幅1,850mmで、シエンタ・フリードより一回り大きい
- リフターは全車ディーゼル・FF・手動スライドドア
- 国産2台はハイブリッド・電動スライドドア・4WDが選べる
- リフターの強みは荷室の広さ、2列目3席のISOFIX、高速での走り
- リフターの価格は2026年10月時点でGT 4,780,000円、LONG GT 4,980,000円
- 最後は乗り出し総額と何年乗るかで比べる





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