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リフターを調べていると、ベルランゴやドブロがそっくりに見えて『これって同じクルマ?』と思いますよね。
結論から言うと、3台は同じStellantisグループの兄弟車です。土台とエンジン、トランスミッションは共通で、違うのは顔、運転席の作り、装備の味付けです。
どこが同じでどこが違うのかを知っておくと、3台のうちどれを見に行くか決めやすくなります。
リフターの兄弟車はどれ?
プジョー リフターの兄弟車は、シトロエン ベルランゴとフィアット ドブロです。7人乗りのロングボディも、それぞれに用意されています。
3つのブランドは、どれもStellantis(ステランティス)というグループに入っています。日本での輸入元も、同じStellantisジャパンです。
日本で買える兄弟車は、シトロエン ベルランゴ(ロングあり)とフィアット ドブロ(7人乗りはドブロ マキシ)。リフターを含めた3台は、土台・1.5Lディーゼル・8速ATが共通です。
| ブランド | 5人乗り | 7人乗り | 日本での販売 |
|---|---|---|---|
| プジョー | リフター(RIFTER GT) | リフター ロング(RIFTER LONG GT) | プジョー正規ディーラー |
| シトロエン | ベルランゴ | ベルランゴ ロング | シトロエン正規ディーラー |
| フィアット | ドブロ | ドブロ マキシ | フィアット正規ディーラー |

ヨーロッパでは、オペル コンボやトヨタ プロエース シティ ヴァーソも同じ仲間です。ただ、この2台は日本では正規販売されていません。
4台をまとめて比べたい方は、リフターとベルランゴ・ドブロ・カングーの比較もあわせて見てみてください。
リフターはOEMなの?トヨタとの関係は?
『リフター oem』と調べる方もいますよね。ここは少し言葉の整理が要ります。
OEMは、ほかの会社が作った車に自社のマークを付けて売る形のことです。リフターとベルランゴ、ドブロは、同じグループの中で土台を共有して作った兄弟車です。
どれか1台が「元の車」で、ほかがマークを付け替えた車、という関係ではないんです。顔や運転席は、ブランドごとに作り分けられています。
ヨーロッパでは、トヨタ プロエース シティ ヴァーソがこの仲間に入っています。Stellantis側が作った車を、トヨタが自社ブランドで売っている形です。日本ではこの車は売られていないので、日本の販売店で「トヨタ版リフター」を買うことはできません。
例えば、こんな会話を耳にすることがあります。
「リフターって、トヨタも作ってるんでしょ?」
「ヨーロッパではトヨタ版があるみたい。日本では売ってないけどね」
プジョーというブランドの成り立ちは、リフターはどこの国の車?で詳しくお話ししています。
3台で同じところは?
兄弟車なので、走りの中身はかなり近いです。リフターの公式諸元(2026年6月版)で、共通する部分を並べます。
| 項目 | リフター GT/LONG GT の値 | 兄弟車との関係 |
|---|---|---|
| エンジン | 1.5L BlueHDi ディーゼルターボ(1,498cc) | 共通 |
| 最高出力/最大トルク | 130ps/300Nm | 共通の仕様 |
| トランスミッション | 8速AT(EAT8) | 共通 |
| 駆動方式 | FF(4WDなし) | 共通 |
| 燃料 | 軽油(AdBlue使用) | 共通 |
| 後席ドア | 両側スライドドア(手動) | 共通の作り |
| 土台(プラットフォーム) | Stellantisの共通設計 | 共通 |

エンジンとトランスミッションが同じなので、燃費や維持費の考え方も近くなります。燃料は軽油で、AdBlue(尿素水)の補充も3台とも必要です。
ただ、燃費のカタログ値や車両重量は、年式やボディで変わることがあります。ベルランゴとドブロの数字は、各ブランドの公式ページで最新の値を確かめておきましょう。
リフターのエンジンの中身はリフターのエンジンと走行性能で、燃費の実際はリフターの実燃費はどれくらい?でまとめています。
3台で違うところは?
ここが一番気になるところですよね。同じ土台でも、乗り比べると印象はかなり違います。
顔とデザイン
リフターは、2024年8月のマイナーチェンジで新しいライオンエンブレムと3本爪のデイタイムランニングライトになりました。前から見ると、プジョーらしい鋭い顔つきです。
ベルランゴとドブロは、それぞれのブランドらしい顔になっています。並べてみると、同じ車とは思えないくらい雰囲気が違います。
リフターの顔の変化はリフターの顔は2024年でどう変わった?で比べています。
運転席の作り
実は、3台の一番大きな違いは運転席なんです。
リフターは、プジョー独自のi-Cockpitです。小さめのハンドルの上からメーターを見る作りになっています。
ベルランゴとドブロは、一般的なハンドルとメーターの配置です。運転姿勢によっては、リフターのメーターがハンドルに隠れて見えにくい、と感じる方もいます。
- 小さめのハンドルで軽快に曲がりたい
- 視線を大きく動かさずにメーターを見たい
- プジョーらしい運転席の雰囲気が好き
- ハンドルを高めの位置に構えて運転する
- 国産車と同じ感覚のメーター配置がいい
- 家族の何人かで運転を交代する
装備と価格の付け方
装備の組み合わせや価格は、ブランドごとに決められています。リフターの価格は、2026年10月時点でGTが4,780,000円、LONG GTが4,980,000円です。
| 項目 | RIFTER GT | RIFTER LONG GT |
|---|---|---|
| 価格(2026年10月時点) | 4,780,000円 | 4,980,000円 |
| 全長×全幅×全高 | 4,405×1,850×1,855mm | 4,760×1,850×1,875mm |
| 最小回転半径 | 5.6m | 5.8m |
| タイヤ | 215/60R17 | 215/60R17 |
| 画面 | 10インチタッチスクリーン | 10インチタッチスクリーン |
兄弟車の価格は、限定車や改定のたびに変わります。『どれが一番安い?』は、同じ時期に3台の見積もりを並べてみるのが確実です。
3台の中からどう選ぶ?
中身が近いぶん、決め手は「運転席が合うか」と「顔が好きか」になりやすいです。
- 5人乗りか7人乗りかを先に決める
- 3台の運転席に座って、メーターの見え方とハンドルの位置を確かめる
- 顔とボディカラーの好みで2台に絞る
- 近くに販売店と整備工場があるかを確かめる
- 同じ時期に見積もりを取って総額を比べる
『販売店の近さって、そんなに大事?』と思うかもしれません。ただ、輸入車は点検や修理で通う回数が意外と多いんです。
3台はブランドごとに販売店が分かれています。家や職場から通いやすい店があるかは、早めに見ておきましょう。
- 中古で探す時は、リフターにはアリュール・GTラインなど過去のグレード名がある
- リフター ロングは2023年1月発売なので、中古の年式の幅が狭い
- リフターのボディカラーは現行3色(シルカ・グリーン/アイシー・ホワイト/ペルラ・ネラ・ブラック)
中古車で兄弟車を比べる時は、年式をそろえて見るのがコツです。リフターは2024年8月に顔と装備が大きく変わったので、改良前か後かで中身が違います。
同じ「リフター」でも、改良前は8インチ画面とハロゲンのヘッドライト、改良後は10インチ画面とLEDヘッドライトです。兄弟車と並べる時も、この差を頭に入れておくと比べやすくなりますよ!
カングーも含めて悩んでいるなら、リフターとカングーどっち?で後ろの開き方の違いから比べています。
兄弟車の情報はリフター選びにも使えます
兄弟車はエンジンやトランスミッションが同じなので、整備の話や部品の話が共通していることがあります。
例えば、AdBlueの補充やオイル交換の考え方は、3台でかなり近いです。リフターの情報が少ない時は、兄弟車の話も参考になります。
ただ、部品番号や整備の細かい手順は、ブランドや年式で違うこともあります。最後は、リフターの取扱説明書とディーラーで確かめておくと安心です!
最初の1台をどう値引き交渉するかは、リフターの値引き相場と交渉の順番で詳しくお伝えしています。
兄弟車ではなくリフターを選ぶ理由は?
『中身が同じなら、どれでもいいのでは?』と感じた方もいるかもしれません。ただ、リフターにはリフターならではのところもあります。
まずは運転席です。小径ハンドルのi-Cockpitは、3台の中でリフターだけの作りです。
ハンドルが小さいぶん、街中での切り返しが軽く感じられます。
次に、購入後のサポートです。2026年6月1日以降に登録したRIFTER GTグレードには、プジョーの「Fun to Drive Care」が付きます。
Fun to Drive Careは、新車保証の3年間に機械の故障で走れなくなった時の代車などが付くサービスです。LONG GTが対象かどうかは公式の発表文に明記がないので、契約前に確かめておくと安心です。
メーカーの新車保証は、新車登録から3年間・走行距離無制限です。保証の中身はリフターの新車保証でまとめています。
装備の面では、アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー付き)やレーンポジショニングアシスト、ブラインドスポットモニターが標準です。2024年8月の改良で、ステアリングヒーターやUSB Type-Cも付きました。
兄弟車にも近い装備はありますが、付く・付かないはグレードと年式で変わります。カタログの装備表を横に並べて、欲しい装備に印を付けてみてください。
例えば、こんなやりとりになることもあります。
「ベルランゴのほうが少し安く見えるね」
「でも、ほしい装備をそろえると差が縮まるかも。見積もりで比べてみよう」
安全装備の中身はリフターの安全装備で詳しく解説しています。
よくある質問
リフターの兄弟車は何ですか?
日本で買える兄弟車は、シトロエン ベルランゴとフィアット ドブロです。7人乗りにはベルランゴ ロングとドブロ マキシがあります。
リフターはOEM車ですか?
一般的な意味のOEMではありません。同じStellantisグループの中で土台を共有した兄弟車で、顔や運転席はブランドごとに作り分けられています。
リフターとトヨタの関係は?
ヨーロッパではトヨタ プロエース シティ ヴァーソが同じ仲間ですが、日本では販売されていません。
リフターとベルランゴのエンジンは同じですか?
日本仕様はどちらも1.5Lディーゼルターボと8速ATの組み合わせです。リフターは130ps/300Nmです。
兄弟車で一番違うところはどこですか?
運転席です。リフターは小径ハンドルのi-Cockpit、ベルランゴとドブロは一般的なハンドルとメーター配置です。
まとめ
- リフターの兄弟車はシトロエン ベルランゴとフィアット ドブロ(ともにStellantis)
- 一般的なOEMではなく、土台を共有した兄弟車
- トヨタ プロエース シティ ヴァーソはヨーロッパのみで日本では買えない
- 共通は1.5Lディーゼル(130ps/300Nm)・8速AT・FF・手動スライドドア
- 違いは顔、運転席(リフターはi-Cockpit)、装備と価格の付け方
- リフターは2026年10月時点でGT 4,780,000円、LONG GT 4,980,000円





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