リフターの中古はなぜ安い?安い理由と買ってはいけない個体

中古車店の展示場に並ぶリフター

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中古車サイトでリフターを見て、『新車は約478万円なのに、こんなに安くていいの?』と驚いた方もいるはずです。

結論から言うと、安く見える理由の多くは「そもそも昔の新車価格が安かった」ことと「輸入車は値下がりが早い」ことです。ただ、中には安さに理由がある、避けた方がいい個体も混ざっています。

この記事を読むと、安い中古リフターのうち、選んでいいものと避けたいものを見分けられるようになります。

目次

リフターの中古が安く見える一番の理由

先に結論

2020〜2021年のリフターは、新車の時点で329万〜379万円でした。2026年10月時点の現行GT(4,780,000円)と比べると、新車価格だけで100万円以上の差があります。

中古の値段は、新車の時の値段をもとに下がっていきます。だから、昔の新車価格を知らないと「ずいぶん安い」と感じてしまうんです。

年式ごとの新車価格を並べてみますね。出典はStellantisジャパンの発表と自動車メディア(webCG)です。

年式・グレード新車価格(税込)現行GTとの差
2019年10月 デビューエディション3,360,000円1,420,000円
2020年11月 アリュール3,290,000円1,490,000円
2020年11月 GTライン ファーストリミテッド3,790,000円990,000円
2021年3月 アリュール3,390,000円1,390,000円
2021年3月 GT3,610,000円1,170,000円
2023年1月 リフター ロング4,550,000円230,000円
2024年8月 GT(改良後)4,480,000円300,000円
2026年10月時点 GT(現行)4,780,000円0円

こうして見ると、2020〜2021年の個体が安いのは当たり前ですよね。もともとの値段が違うので、いまの新車と並べても意味が薄いんです。

輸入車ならではの値下がりも理由のひとつ

もうひとつの理由は、輸入車は国産車より値下がりが早くなりやすいことです。

中古で買う人が国産ミニバンより少ないので、売る時の値段がつきにくいんです。新車保証の3年が切れるタイミングで手放す人がいるのも、値段が下がりやすい理由です。

値下がりが早いことの良い面
  • 新車より大きく安く買える
  • 同じ予算で上のグレードを選べる
  • 装備の多い個体にも手が届きやすい
値下がりが早いことの悪い面
  • 売る時も安くなりやすい
  • 保証が切れた個体が多くなる
  • 修理費は年式が古くても安くならない

ここが大事なところです。買う値段が安くても、修理費や部品代は新車と同じように輸入車の値段のままです。

「安く買えたぶん、修理に備えてお金を取っておく」くらいの気持ちで考えておきましょう。

「安い」の基準をそろえる

中古の値段を比べる時は、同じ年式・同じグレード・同じくらいの走行距離どうしで比べてみてください。年式が違う車と並べると、安いのか高いのかが分からなくなります。

改良前の型(アリュール・GT)が安い理由

『2024年より前のリフターって、何が違うの?』と思う方も多いはずです。

2024年8月のマイナーチェンジで、リフターはいくつかの装備が新しくなりました。改良前の型は、その差のぶん中古で安くなりやすいんです。

項目改良前(〜2024年7月)改良後(2024年8月〜)
グレードアリュール/GT/GTライン(限定)GT/LONG GT
ヘッドライトハロゲンLED
タッチスクリーン8インチ10インチ
メーター従来型デジタルメーター
レーンポジショニングアシスト無し有り
ステアリングヒーター無し有り
マルチパノラミックルーフGTに有り無し

改良前でも、エンジンは1.5Lディーゼルと8速ATの組み合わせです。荷室の広さを目当てにするなら、改良前の安い個体は十分に候補になります。

逆に、ガラスの天井が欲しいなら、改良前のGTの方が向いていることも。年式ごとの違いは2024年マイナーチェンジで何が変わったかで詳しく見られます。

リフターの年式別の新車価格と現行GTとの差を示した図解

7人乗りのリフター ロングは安くなりにくい?

『7人乗りの中古は、あまり安いのを見ない』と感じる方もいるはずです。

リフター ロングは2023年1月に出たばかりで、新車価格も4,550,000円からと高めでした。年式が新しく、もともとの値段も高いので、中古でも5人乗りより値段が上がりやすいんです。

7人乗りで安い個体を見つけたら、年式と走行距離、保証の残りをいつも以上に確かめておきましょう。7人乗りの特徴はリフター ロングの価格とサイズにまとめています。

買ってはいけない安い個体の特徴

ここからは、安さに理由がある個体の話です。

『相場より明らかに安い』と感じたら、次の点を確かめてみてください。

避けた方がいい個体
  • 整備記録簿が無く、点検の履歴が分からない
  • 修復歴があるのに、どこを直したか説明が無い
  • AdBlueやエンジンの警告灯が点いた跡がある、または点いたまま
  • 年式のわりに走行距離が極端に少なく、理由が説明されていない
  • 保証が付かない「現状販売」なのに、安さだけで勧められる

特にディーゼルのリフターは、AdBlue(尿素水)を使う仕組みがあります。ここに不具合があると、修理代が大きくなりやすいんです。

例えば、販売店でこんなやり取りをしてみてください。

「整備記録簿を見せてもらえますか?AdBlueの警告が出たことはありますか?」
「記録簿はありません。警告のことは分からないですね」

こういう答えが返ってきたら、いくら安くても一度立ち止まった方がいいです。

AdBlueの仕組みや警告の意味はリフターのAdBlueで確かめられます。

安くても選んでいい個体の見分け方

一方で、安くても選んでいい個体もたくさんあります。

安くても候補に残していい個体
  • 整備記録簿があり、定期点検を受けてきた
  • 修復歴が無い、または軽い修理で内容がはっきりしている
  • タイヤの溝が残っていて、交換時期が近くない
  • スライドドアを開け閉めして、引っかかりや異音が無い
  • 販売店の保証、またはプジョー認定中古車の保証が付く

保証付きの中古を選びたいなら、プジョー正規ディーラーが扱う認定中古車も見ておきましょう。一般の中古車との違いはリフターの認定中古車で詳しく書いています。

古い年式を選ぶ時は、自動車税の区分にも気をつけてください。2019年10月以降に新車登録した車は年30,500円ですが、2019年9月以前の登録だと年34,500円になります。デビューエディションの一部はこちらに当たることがあります。

『それでも安い方がいい』という気持ちも分かります。予算に余裕が無い時ほど、記録簿と保証の2つだけは妥協しないでおきましょう。

福岡や大阪など遠方の安い在庫を買う時の注意

リフターは台数がそれほど多くない車なので、近くに在庫が無いこともありますよね。

福岡や大阪など、遠い地域の在庫が安く出ていると気になるはずです。ただ、遠方の車を買う時は、車両価格だけで比べないようにしておきましょう。

確かめたい費用・手間理由
陸送費距離によって変わり、車両価格の差を埋めてしまうことがある
名義変更・登録の費用管轄の運輸支局が変わるとナンバー変更の手間がかかる
保証を受けられる場所買った店でしか保証修理できないと、近くで直せない
現車確認写真だけでは傷やにおいが分からない

結論から言うと、遠方の在庫は「保証が全国のプジョー正規ディーラーで受けられるか」をまず確かめると安心です。地元で点検や修理を受けられないと、安く買えた分がすぐ消えてしまうことも。

在庫は、地域・年式・走行距離・保証の有無で絞り込んで見ると比べやすいです。

リフター買いたいドットコム

リフターの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、リフターの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

安い中古を買った後にかかるお金も見ておく

『車体が安くても、維持費が高かったら意味がないのでは?』と思いますよね。

リフターの維持費は、年式が古くてもあまり変わりません。主な項目を並べておきます。

項目目安・数字中古で気をつける点
自動車税年30,500円(2019年10月以降の新車登録)2019年9月以前の登録は年34,500円
燃料軽油・WLTC 18.1km/L(現行型)短い距離ばかりだと伸びにくい
タイヤ現行型215/60R17、アリュールは205/60R16溝と製造年を見て交換時期を読む
AdBlue(尿素水)走り方で減り方が変わる補充を忘れると再始動できない
保証新車保証は登録から3年・走行距離無制限切れた個体は販売店保証か延長保証で備える

タイヤの交換時期が近い個体だと、買ってすぐに4本分の出費が出ることもあります。車両価格が少し高くても、タイヤが新しい個体の方が結果的に安く済むことも。

修理費や保証の切れた後のことは、リフターの故障しやすい箇所で目安を確かめておくと安心です。

中古と新車、結局どっちがお得?

『安い中古と新車、どちらを選べばいいの?』と迷いますよね。

使い方で考えると、答えは出しやすいです。

こんな人向いている選び方
予算をできるだけ抑えたい改良前のアリュール・GTの中古
LEDライトや10インチ画面が欲しい2024年8月以降の中古、または新車
7人乗りが必要2023年以降のリフター ロングの中古、またはLONG GT新車
長く安心して乗りたい新車(保証3年・走行距離無制限)か認定中古車

新車を選ぶなら、値引きの考え方を知っておくと総額が変わります。リフターの値引き相場と交渉の順番を見てから商談に行ってみてください。

中古の年式や走行距離の選び方は、リフターの中古車の選び方でさらに詳しく書いています。

安い中古リフターで避けたい個体と選んでいい個体を比べた図解

よくある質問

リフターの中古はなぜこんなに安いのですか?

2020〜2021年の新車価格が329万〜379万円と、いまの現行GT(4,780,000円)より100万円以上安かったことが大きいです。輸入車は値下がりが早くなりやすいことも理由です。

安いリフターで一番気をつけることは何ですか?

整備記録簿の有無と、AdBlueやエンジンの警告の履歴です。ディーゼルの排気をきれいにする仕組みに不具合があると、修理代が大きくなりやすいので確かめておきましょう。

福岡や大阪の在庫を買っても大丈夫ですか?

買うこと自体は問題ありません。陸送費や登録の手間、保証を地元で受けられるかを先に確かめて、車両価格だけで比べないようにするのがおすすめです。

改良前の中古でも満足できますか?

荷室の広さやディーゼルの走りは改良前も同じなので、そこが目的なら満足しやすいです。LEDライトや10インチ画面が欲しいなら2024年8月以降を選んでみてください。

安い中古リフターでも7人乗りはありますか?

7人乗りのリフター ロングは2023年1月発売で、新車価格も4,550,000円からと高めでした。そのため中古でも5人乗りより値段が上がりやすいです。予算を抑えたいなら5人乗りの改良前を中心に見るのがおすすめです。

まとめ

この記事の要点
  • 中古が安く見える主な理由は、昔の新車価格が329万〜379万円だったこと
  • 輸入車は値下がりが早いが、修理費は年式が古くても安くならない
  • 改良前の型はライト・画面・運転支援が違い、そのぶん安くなりやすい
  • 記録簿が無い・警告の履歴がある・説明の無い修復歴の個体は避ける
  • 遠方の在庫は陸送費と保証を受けられる場所まで含めて比べる
リフター買いたいドットコム

リフター買いたいドットコム 編集部

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