リフターで車中泊|フラットにする手順とマットの選び方

テールゲートを開けた荷室にマットと寝袋を広げたリフター

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リフターを買ったら、週末は荷室に寝転んでのんびり泊まりたい。そんな使い方を考えている方も多いはずです。

結論から言うと、リフターは2列目を倒せば大人1〜2人が横になれる広さを作れます。ただ、そのままだと段差とすき間が残るので、マットで埋めるひと手間が大事なんです。

この記事を読めば、5人乗りとロングのどちらが車中泊向きか、寝床を作る手順と道具まで分かります。

目次

リフターで車中泊はできる?まず広さを数字で見る

先に結論

リフターは全車、2列目を倒して荷室をつなげられます。2列目格納時の荷室容量は、5人乗りGTで2,126L、ロングで2,693Lです(プジョー公式・VDA方式)。

『箱っぽい形だし、けっこう広そう』と感じますよね。実際、リフターは背の高いボディで、荷室の天井まで余裕があります。

まずはプジョー公式の数字で、5人乗りとロングを並べてみます。

項目リフター GT(5人乗り)リフター ロング GT(7人乗り)
全長4,405mm4,760mm
全高1,855mm1,875mm
ホイールベース2,785mm2,975mm
荷室容量(5名乗車時)983L1,538L
荷室容量(2列目格納時)2,126L2,693L
長尺物(助手席を倒した時)約2.7m約3m

出典はプジョー公式の装備・諸元(2026年6月版)と公式モデルページです。ロングの2列目格納時の数字は、3列目を取り外した時の欧州仕様の参考値です。

5人乗りの荷室容量は、公式ページの中で983Lと約597Lの2つの表記があります。計測する位置の違いと考えられるので、比べる時は同じ条件の数字どうしで見てみてください。

5人乗りとリフター ロング、車中泊向きはどっち?

結論から言うと、大人2人でゆったり寝たいならロング、1人旅や荷物少なめならGTでも十分です。

ロングは全長がGTより355mm長く、ホイールベースも190mm長い造りです。この差がそのまま、寝る時の足元の余裕になるんです。

リフター ロング GTが向く人
  • 大人2人で並んで寝たい
  • 寝床の横に荷物も置きたい
  • 3列目を外して荷室を広く使いたい
リフター GTで足りる人
  • 1人で泊まることが多い
  • 駐車場や細い道での取り回しを優先したい
  • 車中泊は年に数回くらい

ただ、ロングの3列目は取り外し式です。外した座席は1座ずつでも重さがあるので、置き場所を家に用意しておく必要があります。

『じゃあ3列目は付けたままでいい?』と思いますよね。

3列目を付けたままだと荷室の奥行きが減ります。車中泊が多いなら、外して保管する前提で考えておくと楽です。

5人乗りとロングのサイズの違いはリフターのサイズ一覧でまとめて見られます。

フラットにする手順は?2列目を倒して寝床を作る

リフターの2列目は、3つの座席がそれぞれ独立して倒せる造りです。ここが大事なところで、1人なら片側だけ倒して、残りを荷物置きにすることもできます。

寝床を作る順番
  1. 荷室の荷物をいったん全部出す
  2. 前席を少し前に出し、背もたれを起こしておく
  3. 2列目の背もたれを前に倒す(寝る側だけでも可)
  4. ロングは3列目を倒すか、事前に取り外しておく
  5. 段差とすき間をマットや収納ボックスで埋める
  6. 寝袋や毛布を広げ、頭の向きを決める

倒しただけの状態だと、背もたれの面と荷室の床がぴったり同じ高さにはなりません。少し傾きや段差が残ることが多いです。

例えばこんな場面です。

「寝てみたら腰のあたりがゴツゴツする」
「段差の位置に厚めのマットを足すと楽になるよ」

頭を荷室の奥(テールゲート側)にするか、前席側にするかは、段差の位置と傾きで決めてみてください。頭が少し高くなる向きの方が眠りやすいと感じる人が多いです。

シートの倒し方の細かい点はリフターのシートアレンジとチャイルドシートでも解説しています。

長さは実車で測っておきましょう

寝床として使える長さ(荷室長)は、日本仕様の公式諸元に載っていません。身長に足りるかは、ディーラーの展示車でメジャーを当てて測るのが確実です。

リフターの荷室をフラットな寝床にする手順の図

マットは何を選ぶ?段差を埋める道具

『マットって何でもいいの?』と迷いますよね。

リフターの場合は、段差を埋められる厚みがあるかどうかが一番のポイントです。

マットの種類良いところ気になるところ
自動で膨らむインフレーターマット段差を吸収しやすい・寝心地がよい畳むのに少し手間がかかる
折りたたみウレタンマット広げるだけで早いかさばる・段差が残りやすい
空気を入れるエアマット収納が小さい空気入れが要る・冷えやすい
純正アクセサリーのベッドキット荷室に合わせた形価格や在庫は販売店で確認が必要

プジョーの純正アクセサリーには「アグレ・ベッドキット」があります。荷室に合う形で作られているので、すき間を気にしたくない方は、プジョー正規ディーラーで価格と取り付けの可否を聞いてみてください。

マット選びで確かめること
  • 段差の高さを測り、それより厚いマットを選ぶ
  • 荷室の幅に合うか、左右のすき間を確認する
  • 畳んだ時に荷室のどこに置くかを決めておく
  • 冬に使うなら、下からの冷えを防げる厚みを選ぶ

本格的にベッドを組みたいなら、キットや架装車の話をリフターのキャンピングカー・車中泊仕様にまとめています。

リフターGTとリフター ロングの車中泊スペースを比べた図

目隠し・換気・寒さ対策はどうする?

寝床ができたら、次は外からの目線と空気です。実はここを甘く見ると、夜中に目が覚めてしまうことも。

現行のリフターには、スーパーティンテッドガラス(濃い色のガラス)が装備されています。ただ、夜に室内灯を付けると外から見えることがあるので、目隠しは用意しておきましょう。

目隠し・換気の準備
  • 窓の形に合うサンシェードを全面分そろえる
  • 換気用に窓を少し開け、虫よけネットを付ける
  • 寝る前にエンジンを止める
  • 結露を拭くタオルを用意しておく

サンシェードやカーテンの選び方はリフターのサンシェード・カーテン・フロアマットの選び方で詳しく見られます。

エンジンをかけたまま寝ない

暖房や冷房のためにエンジンをかけたまま寝るのはやめておきましょう。雪で排気口がふさがると、排気ガスが車内に入るおそれがあります。周りの人への音や排気の迷惑にもなります。

寒い時期は、厚手の寝袋と下からの冷えを止めるマットが基本です。ポータブル電源と電気毛布を使う人もいますが、車の電源を寝ている間ずっと使うのは控えておくと安心です。

リフターの前席にはUSB Type-Cが2口、後席にUSB Type-Aが1口、12Vソケットがあります(現行GT・LONG GTの公式装備表)。スマホの充電には十分ですが、寝ている間はエンジンを止めるので、ポータブル電源を別に用意する人が多いです。

改良前のGTには天井のマルチパノラミックルーフがありました。中古で選ぶ場合は、夜空が見える反面、日差しや冷えの対策も考えておきましょう。

年式ごとの違いはリフターのガラスルーフで確かめられます。

車中泊に持っていくと便利なものは?

初めての車中泊だと、『何を持っていけばいいの?』と迷いますよね。

まずは寝る道具と、目隠し、明かりの3つがあれば何とかなります。

分類持ち物あると助かる理由
寝る道具マット・寝袋・枕段差と冷えを防げる
目隠しサンシェード・カーテン外からの目線と朝の光を防ぐ
明かりLEDランタン・ヘッドライト室内灯を長く付けずに済む
電気ポータブル電源・充電ケーブルエンジンを止めても充電できる
衛生ウェットティッシュ・ゴミ袋水場が遠い時に便利
季節もの虫よけネット・湯たんぽ夏の虫と冬の冷えに

荷物が増えると、寝るスペースが狭くなります。リフターは天井が高いので、ルーフレールに付けるキャリアやボックスに荷物を逃がす人もいます。

ルーフレールは現行GT・LONG GTに標準で付いています(公式装備表)。キャリアの選び方はリフターのルーフキャリア・ルーフラックの選び方で詳しく見られます。

夏と冬で気をつけること

夏は、車内の温度が上がりやすいのが一番の悩みです。標高の高い場所や、風通しのよい場所を選ぶと過ごしやすくなります。

冬は、窓からの冷えと結露が気になりますよね。窓に断熱タイプのシェードを貼ると、冷えと結露の両方をやわらげられます。

どちらの季節も、寝る前に天気予報を確かめておくのがおすすめです。大雪や強風の予報が出ている時は、無理をせず予定を変えてみてください。

車中泊ブログでよく見る使い方と注意点

プジョー リフターの車中泊ブログを読むと、キャンプや釣りの前泊、旅先での仮眠に使う人が多いようです。

よく見る使い方をまとめると、次のようになります。

使い方おすすめの組み合わせ
1人旅・前泊GT+2列目片側だけ倒す
夫婦2人の旅ロング+3列目を外してフラットに
キャンプのテント代わりGTかロング+純正カーサイドタープ
釣りの仮眠GT+折りたたみマットですぐ寝る

純正アクセサリーには「カーサイドタープ」もあります。車の横に屋根を作れるので、寝床は車内、くつろぐ場所は外、という使い分けができるんです。

キャンプや釣りでの積み方はリフターでキャンプ・釣りにまとめています。

泊まる場所のルールを先に確かめる

道の駅やサービスエリアは、仮眠はよくても長時間の滞在やキャンプのような行為を禁止しているところがあります。泊まる前に、その施設の案内を確かめておきましょう。RVパークなど車中泊ができる場所を選ぶと安心です。

全車がディーゼルで、燃料タンクは50Lです。WLTCモードの燃費は18.1km/L(GT・LONG GT共通・公式)なので、長距離の車中泊旅でも給油の回数は少なめで済みます。

車中泊用にリフターを選ぶ時の買い方

『車中泊がしたくてリフターを買うなら、どっちを選ぶ?』という方もいますよね。

迷ったら、泊まる人数と駐車場の条件で決めてみてください。

2026年10月時点の新車価格は、GTが4,780,000円、LONG GTが4,980,000円です(経済変動加算額込み)。差は20万円なので、2人で寝るならロングの方が満足しやすいかもしれません。

判断のポイントGTを選ぶLONG GTを選ぶ
寝る人数1人が中心2人以上
最小回転半径5.6m5.8m
全長4,405mm4,760mm
価格(2026年10月時点)4,780,000円4,980,000円

価格は今後も変わる可能性があります。最新の金額は見積もりで確かめてください。

ベッドキットやサンシェードなどのオプションも含めて、値引きの交渉を考えるならリフターの値引き相場と限界額を先に読んでおくと話がスムーズです。

よくある質問

リフターの5人乗りでも大人2人で車中泊できますか?

2列目を全部倒せば並んで横になることはできます。ただ、荷物を置く場所が少なくなるので、2人で泊まることが多いならロングの方がゆとりがあります。

リフター ロングで車中泊する時、3列目は外した方がいいですか?

外した方が奥行きを広く使えます。3列目は脱着できる造りですが、外した座席を置いておく場所が家に必要です。

リフターの荷室はフルフラットになりますか?

2列目を倒すと荷室とつながりますが、段差やわずかな傾きが残ることが多いです。厚みのあるマットで埋めると寝やすくなります。

車中泊用の純正アクセサリーはありますか?

アグレ・ベッドキットやカーサイドタープがあります。価格や取り付けできる年式は、プジョー正規ディーラーで確かめてください。

寝ている間に暖房を使ってもいいですか?

エンジンをかけたまま寝るのは避けましょう。寝袋や断熱マットなど、エンジンを使わない寒さ対策が基本です。

まとめ

この記事の要点
  • 2列目格納時の荷室容量はGT 2,126L、ロング 2,693L(公式・VDA方式)
  • 1人ならGT、大人2人でゆったり寝るならロングが向く
  • 2列目は3座独立で倒せるので、片側だけ寝床にすることもできる
  • 段差が残るので、厚みのあるマットやベッドキットで埋める
  • エンジンを止めて寝る、泊まる場所のルールを守る
リフター買いたいドットコム

リフター買いたいドットコム 編集部

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